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特約店って? 上編

こんにちは!
今回は少し長くなるので上下編・・・。

暑さが和らいだ日が続いておりますね、夜も過ごし易くなり、とても快適です!
日本に住んでいて四季があることに感謝しておりますが、夏の暑さと冬の寒さは時にその感謝の気持ちを薄めるぐらいに厳しい時も・・・・笑

さて、日本の文化に寄り添って形成されてきた日本酒も、四季があります。
現在だとお盆明け〜11月ぐらいまでが、『秋』のお酒のシーズンとなります。
落ち着いた味わいが多くて癒されますよね、後半は少し気温も下がってきて、お燗酒も需要があるシーズンでしょうか。ほっこり。

さて、今回は地酒の業界にある、『特約店』の存在についてお話します。
あ、先に申しあげますと私は
お酒を造る、メーカーさんの事は酒蔵さん
お酒を販売する小売店の事を、酒屋・酒販店 と表現する場合があります。
特に酒屋さん だとどちらでも使う言葉だと思いますのでご注意をば・・。

さて、この特約店という制度、実は酒屋以外にも色々な業界で利用されているようですが、今回は酒業界における、特約店のご説明をさせて頂きます!!
特約店・・・酒蔵さんと特約店契約を結んで、限定流通商品を取り扱うお店の事。
つまり、普段一般流通していない、限定商品を扱うことのできる酒屋さんという事になります!

お酒は、
◎一般流通商品
◎限定流通商品
に分けられます。

◎一般流通商品⇒ 比較的よく見る商品が該当します!主に、スーパーマーケットさん、デパートさんやディスカウントストアさんで販売されています。常温流通商品が多いです。 限定流通商品と比較すると安価なものが多いです。オープン価格が基本なので、値引きや、プレミアム価格での販売がある場合もあります。多くの人の目に触れる機会が増えますが、蔵元さんにとって不本意な扱いを受けるリスクがあります。

◎限定流通商品⇒ 地酒専門店や、一部酒販店でしか見る事がない商品が該当します!取り扱いには蔵元さんとの、特約店契約が必要である場合が多く、蔵元さんから、商品を託していいのか、流通や品質管理、商品のブランド価値構築についてしっかりと話し合います。冷蔵流通商品が多いです。輸送時は常温でも、管理は冷蔵という場合もあります。一般流通商品と比べると、高価なものが多いです。販売価格は蔵元定価で販売するのが条件である場合がほとんど(送料の兼ね合いでエリアによって少し異なる場合はありますが)なので、正規特約店であればどこで買っても、一定以上の品質管理、一定の価格にて高品質なものを手に入れることができます。

多くの蔵元さんは、両方の流通商品を取り扱っていて、取引先によって商品の名前を変えている場合もあります。
地元のみの商品⇒一般流通商品として販売
限定流通商品⇒全国の正規特約店として販売 等・・

弊社が扱っているのは、主に◎限定流通商品!!
全国の色々な酒蔵と交渉して、認められた証である、正規の特約店として色々なお酒をご紹介させて頂いている、地酒のセレクトショップになります。

今回はここまで!情報過多ですね!
次回はこの特約店制度の生まれた背景をご紹介します。地酒という言葉の誕生にも繋がる、かも?!

いつもありがとうございます!!

酒のやまもと
山本晋也